7月
7月/文月(ふみづき)/July
7月は、旧暦(太陰太陽暦)の年初から7番目の月。
7月の異名は「文月(ふみづき)」といい、7日の七夕に詩歌を献じたり、短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事にちなみ、文披月(ふみひらきづき)」が転じたとする説があり、または、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意であるとする説もある。
7月の陰暦(太陰太陽暦)でのその他の名称
- 相月 (あいづき)
- 秋初月 (あきそめつき)
- 女郎花月 (おみなえしつき)
- 七夕月 (たなばたつき)
- 親月 (ふづき)
- 文披月 (ふみひらづき)
- 書披月 (ふみひろげづき)
- 愛合月 (めであいづき)
- 新秋 (しんしゅう)
- 初秋 (はつあき・しょしゅう)
- 孟秋 (もうしゅう)
- 涼月 (りょうげつ)
7月の季語
- 盛夏
- 真夏
- 向暑
- 猛暑
- 酷暑
- 炎暑
- 大暑
- 盛夏の候
- 向暑の侯
- 三伏大暑の候
- 爽快な夏
- 海山の恋しい季節
- 楽しい夏休み
- 連日の厳しい暑さ
- 夏祭りのにぎわうころ
- 炎暑のみぎり
- 日々暑さ厳しき折から
- 土用の入りとなり
- 蝉の声に更に暑さを感じ
- 一雨の恋しいこのごろ
7月のカレンダー
1 | 海開き・山開き | 16 | |
---|---|---|---|
2 | 半夏生 | 17 | |
3 | 18 | ||
4 | 19 | ||
5 | 20 | 海の日(第3月曜)・土用の入り(20日頃) | |
6 | 21 | ||
7 | 七夕・小暑(7日頃) | 22 | |
8 | 23 | 大暑(23日頃) | |
9 | 24 | ||
10 | 25 | ||
11 | 26 | ||
12 | 27 | ||
13 | 28 | ||
14 | 29 | ||
15 | 中元盆 | 30 | |
31 |
土用の丑の日
- 2007年→7月30日
- 2008年→7月24日・8月5日
- 2009年→7月19日・7月31日
- 2010年→7月26日
- 2011年→7月21日・8月2日
- 2012年→7月27日
- 2013年→7月22日・8月3日
- 2014年→7月29日
- 2015年→7月24日・8月5日
- 2016年→7月30日
- 2017年→7月25日・8月6日
- 2018年→7月20日・8月1日
- 2019年→7月27日
- 2020年→7月21日・8月2日
- 2021年→7月28日
- 2022年→7月23日・8月4日
- 2023年→7月30日
7月の行事
海の日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」の趣旨のもと「祝日法」の改正により、2003(平成15)年から7月第3月曜日。平成7年に制定され、7月20日に明治天皇が明治9年東北ご巡幸の帰途。灯台視察船明治丸で青森から函館を経て横浜にご安着された日に由来している。
七夕
七夕は、天帝の怒りに触れて天の川で隔てられた牽牛星と織女星が、一年に一度、7月7日だけ出会うことが許されたという古代中国の伝説です。これにちなんで、機織や裁縫の技術の向上を願う星祭が行われました。
日本には古くから、棚機女(たなばたつめ織女)が水辺の機屋で神を迎え、翌日神を送るために禊(みそぎ)をするという信仰がありました。中国の七夕伝説と日本の棚槻女の信仰が結びついたものが、現在の七夕の行事です。
短冊に願いごとを書くのが中国の星祭に、それを川などに流すのは禊の意味で、日本の棚機女信仰に由来します。
お中元
中元という言葉は、中国で1年を正月15日から始まる上元、7月15日からの中元、10月15日からの下元の3つに分けたことのなごりで、日本ではお盆に生きている両親に感謝し、贈り物をする習慣と一緒になり、親類やお世話になった人に贈り物をすることが定着した。