5月

イメージ=5月

5月/皐月(さつき)/May

5月は、旧暦(太陰太陽暦)の年初から5番目の月。

5月の異名は「皐月(さつき)五月・早月」といい、田植え時期を表し早苗(さなえ)を植える月という意味で「早苗月(さなへつき)」といっていたのを略して、さつきと呼ばれるようになった。

5月の陰暦(太陰太陽暦)でのその他の名称

  • 菖蒲月 (あやめつき・あやめづき)
  • 五色月 (いついろづき)
  • 狭雲月 (さくもづき)
  • 早苗月 (さなえづき)
  • 五月雨月 (さみだれつき)
  • 多草月 (たくさづき)
  • 田草月 (たぐさづき)
  • 橘月 (たちばなつき)
  • 雨月 (うづき)
  • 鶉月 (じゅんげつ)
  • 仲夏 (ちゅうか)
  • 梅夏 (ばいか)
  • 梅月 (ばいげつ)

5月の季語

  • 晩春
  • 惜春
  • 暮春
  • 新緑
  • 若葉
  • 惜春
  • 葉桜
  • 青葉
  • 緑風
  • 立夏
  • 薫風る
  • 藤花
  • 初夏
  • 向暑
  • 軽暑の候
  • 新緑の候
  • 新緑の色増す季節
  • 新緑萌える今日この頃
  • 五月の空に鯉のぼりが
  • 大空に鯉のぼりも踊る
  • うっすらと肌も汗ばみ
  • 風薫るこのごろ
  • 若葉の目にしみる候
  • 緑したたる
  • 五月晴れ
  • 青田を渡る風
  • 新茶の香り
  • 牡丹の咲き誇り
  • 初夏の風もさわやかな頃となり
  • 深緑の色増す頃

5月のカレンダー

1 メーデー 16
2 八十八夜 17
3 憲法記念日 18
4 みどりの日 19
5 こどもの日 20
6 立夏(6日頃) 21 小満
7 22
8 世界赤十字デー 23
9 母の日(5月第2日曜) 24
10 愛鳥の日(16日迄) 25
11 26
12 27
13 28
14 29
15 沖縄本土復帰記念日(1972年) 30
31

5月の行事

みどりの日

昭和60年の祝日法の改正により、国民の祝日にはさまれた平日(火曜日〜土曜日の場合)は休日となり、昭和61年から実施された。

「祝日法」の改正により、2007(平成19年)より「みどりの日」となった。

端午の節句(こどもの日)

こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨として、1948年に公布・施行の祝日法によって制定された。または菖蒲の日ともいい、男の子のたくましい成長を願って祝う行事。

男の子の子のいる家庭では、鯉のぼりを立てたり、五月人形を飾って祝う。鯉のぼりは、鯉が「竜門」をのぼって竜になったという中国の伝説のあやかって、男の子の立身出世を願って立てるもので、端午の節句に五月人形を飾るのは、昔の武家で鎧兜類を外に出して干したというしきたりに由来されるといいます。

ゴールデンウィーク

4月29日のみどりの日から5月5日のこどもの日までの1週間をゴールデンウィークという。

立夏

5月5日または6日は立夏で、中国の二十四節気の一つで、暦の上ではこの日から夏になる。

母の日

アメリカの女性アンナ・ジャービスとが、母の命日に教会で白いカーネーションを配ったのがはじまりです。アメリカでは1914年から正式に母の日に制定され、戦後日本にも定着しました。

5月の第2日曜日に赤いカーネーションを贈って感謝の気持ちを表わすのが一般的ですが、母親が故人の場合は白のカーネーションを供え、母を偲びます。

近年ではアクセサリーや映画のチケットなどの物品をプレゼントするだけでなく、一緒に旅行に出かけたり、家事を手伝ったりと行動で感謝の気持ちを示すことも多く見受けられるようになりました。

八十八夜

5月2日または3日は、立春から数えて88日目にあたり、米と言う字を分けると八十八になることから、昔から農業の大切な節目の日とされてきた。また、八十八夜を過ぎるとめったに霜が降りないといわれ、この頃が種蒔きや茶摘みの時期となった。

憲法記念日

5月3日、日本憲法は昭和21年1月3日に公布され、翌年の5月3日に施行された。これを記念する国民の祝日。

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