3月

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3月/弥生(やよい)/March

3月は、旧暦(太陰太陽暦)の年初から3番目の月。

3月の異名は「弥生(やよい)」といい、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力です。

3月の陰暦(太陰太陽暦)でのその他の名称

  • 桜月 (さくらつき・さくらづき)
  • 早花咲月 (さはなさづき)
  • 染色月 (しめいろづき)
  • 花津月 (はなつつき)
  • 花見月 (はなみつき・はなみづき)
  • 春惜月 (はるおしみづき)
  • 雛月 (ひいなつき)
  • 夢見月 (ゆめみづき)
  • 嘉月 (かげつ)
  • 季春 (きしゅん)
  • 晩春 (くれのはる・ばんしゅん)
  • 暮春 (ぼしゅん)

3月の季語

  • 浅春
  • 春分
  • 早春
  • 春色
  • 春光
  • 若草
  • 春暖
  • 麗日
  • 桜月
  • 春雨
  • 雪どけ
  • 春寒
  • 軽暖の候
  • 早春の候
  • 春暖の候
  • 若草萌ゆる候
  • 春暖快適の候
  • 風はまだ寒く
  • 寒さも緩み
  • 日増しに暖かさを増し
  • 小川の水もぬるみ
  • つぼみも膨らむころ
  • 木々の緑日ごとに色めく季節
  • 日増しに暖かくなり
  • 一雨ごとの暖かさ
  • 春の彼岸の頃
  • 春色とみに濃く
  • 春寒料峭のみぎり
  • 日毎にのどかになり
  • 菜の花は今が盛り

3月のカレンダー

1 16
2 17
3 ひな祭り 18 彼岸入り(春分の日の3日前)
4 19
5 20
6 啓蟄 21 春分の日(21日頃)
7 22
8 国際婦人デー 23
9 24 彼岸明け(春分の日の3日後)
10 25
11 26
12 27
13 28
14 ホワイトデー 29
15 30
31

3月の行事

ひな祭り

桃の節句、弥生の節句、上巳の節句などともいい、女の子の成長を祝う行事で、女の子のいる家庭では、ひな人形や桃の花を飾ったり、親類や友人を招いて祝う。

ひな人形はひな祭りの1〜2週間前に飾り、早く飾るのはかまわないが、前日に飾る一夜飾りは避けるのがしきたり。また、ひな人形は節句の翌日に片付けるのがならわしで、いつまでも飾っておくと、女の子の婚期が遅れるという俗信もあるが、片付けの習慣を身に付けるためのものです。

ホワイトデー

バレンタインデーに贈り物をもらった男性が、バレンタインデーの1ヵ月後の3月14日に女性にお返しする新しい習慣。ホワイトデーは日本だけの習慣です。

春分の日

春分の日は、昭和23年に「国民の祝日に関する法律(祝日法)」により、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と制定されました。

祝日のうち、「春分の日」と「秋分の日」は、法律で具体的に月日が明記されずに、それぞれ「春分日」、「秋分日」と定められています。「春分の日」及び「秋分の日」については、国立天文台が、毎年2月に翌年の「春分の日」、「秋分の日」を官報で公表しています。

現在は天文計算上2025年までは閏年とその翌年が3月20日になり、その他の年は3月21日と計算されています。

春のお彼岸

正しくは「彼岸会」といい、その期間は春分の日と秋分の日をそれぞれ中日として、前後3日ずつを合わせた7日間。この一週間に、先祖の供養をしたり、お墓参りをする行事です。

「彼岸」とは仏教用語で現世、つまり此岸に対して西方にある仏の世界を指します。彼岸の中日、つまり春分の日と秋分の日には太陽が真西に沈むことから、あの世と心を通わせることができるとして、この日の中心に仏事が営まれるようになりました。

春のお彼岸には故人の好物とともに、春の牡丹にちなんだ「ぼた餅」、秋には「おはぎ」を仏壇に供えます。

イースター(復活祭)

春分の日以後の最初の満月の後の日曜日がイースター(3月22日〜4月25日の間に)。キリスト教の行事の中でクリスマスと並ぶ重要な行事で、キリストの死からの復活を祝うもの。また、長い冬が終わり春の復活を喜ぶ季節の節目の行事としての意味もあります。

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